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2023/10/01

【YAMAHA】RTX830


大幅性能向上と新規ネットワークへの対応
小規模拠点向けギガアクセスVPNルーター

・大幅性能向上と互換性確保
・ネットワーク構築に更なる利便性
・YNO (Yamaha Network Organizer) との連携
・『アプリケーション制御(DPI)』に対応

◆ネットワーク構築に更なる利便性
 『RTX830』では、以下の機能実装により、
 旧来からの拠点間通信やLAN管理の利便性をさらに向上させています。

◆マルチポイントトンネル機能

マルチポイントトンネル機能は、物理的な複数拠点へのVPN (Virtual Private Network) 接続を、
ひとつのVPN設定のみで実現する機能です。
『RTX830』ではこのマルチポイントトンネルの拠点側機能に対応しています。
これにより、拠点の増設・移設などVPN環境に変化があった場合の設定変更作業の手間を軽減できます。

◆最新のLANマップ機能
 『RTX830』では、上位モデル「RTX1210」で好評をいただいている「LANマップ」機能を採用しています。
 LANの状態を可視化し、制御するGUI機能によって、
 ネットワークの接続状態を一目で把握できるため、迅速なトラブルの発見・解決が可能です。

◆USBシリアルによるコンソール接続
 旧来のシリアルポートに加え、USBmini型のシリアル接続が可能です。
 PCへの接続に際し、別途USBシリアル変換ケーブルを用意する必要はありません。

◆クラウド接続のかんたん設定
 クラウドサービス元から入手したIDや認証パスワードの入力さえ行えば、
 接続設定が自動生成され、ルーターに反映されます。
 クラウドサービスへの接続設定にかかる手間が大幅に軽減されます。

【YNO (Yamaha Network Organizer) との連携】
 クラウド型ネットワーク統合管理サービス「Yamaha Network Organizer(YNO)」により
 遠隔管理することができます。YNOを利用すれば、ネットワークの設置・変更に際し、
 個々の『RTX830』へログインする必要は無くなります。
 YNOですべてのネットワークを一元的に管理することができます。
 また、クラウドサービスやインターネット上のWebサービスの業務利用の増加に伴い、
 運用中にネットワーク設定の変更が必要になった場合でも、柔軟な対応が可能です。YNOとの連携で、
 このように”動くネットワーク”の管理をサポートします。

◆GUI Forwarder
 個々の拠点端末へ個別にログインすることなく、
 YNOの画面上ですべてのネットワーク機器のGUI画面操作が可能です。

◆ゼロコンフィグ
 今後、設置する拠点端末の設定を、事前にYNOへ保存しておくことができるようになります。
 拠点端末の設置作業は、インターネットへの接続設定とプレースIDの入力だけとなり、
 スピーディーな拠点展開が可能です。

◆『アプリケーション制御(DPI)』に対応
 『RTX830』は、『アプリケーション制御(DPI)』に対応しています。
 『アプリケーション制御(DPI)』は、DPI(Deep Packet Inspection)の技術を利用して、
 通信トラフィックをアプリケーションごとに識別し、識別したアプリケーションごとにルーティング、
 QoS、フィルタリング処理を可能にします。ヤマハルーター用の拡張機能としてライセンス提供します。
 近年、クラウドを利用する企業が増えているなか、拠点から直接クラウドにアクセスでき、
 拠点から本社やセンター拠点への通信量の増大を回避する「インターネットブレイクアウト」を実現します。

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